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40-平屋にする理由と2階建てにする理由

40-平屋にする理由と2階建てにする理由

弊社では、家づくりの依頼を受けた時、
敷地が広さ的にも法令的にも問題ないなら、
平屋を基本として、
間取りプランを提案するようにしています。

そして、その実現が難しい場合に限って、
2階に部屋を乗せていくようにしています。

というのも、
これから先の暮らしのことを考えると、
平屋の方が、あなたに圧倒的に多くの
メリットをもたらすからです。

おはようございます。
相馬建築の相馬です。

まず、当たり前のことですが、
平屋は2階建てよりも、
耐震性に優れています。

 

平屋が2階建てよりも耐震で優れている理由
その1:平屋は上からの荷重が少ないから

家の価格を判断する指標として、
一般的な2階建て住宅の場合、
2階に寝室や子供部屋といった部屋が配置されるし、
スペースが余りがちな2階に、
納戸やクローゼットなどがつくられます。

つまり、2階は部屋が細かく
仕切られることになるため、
柱や壁の量が必然的に多くなり、
1階に比べ重くなりがちだということです。

また、暮らしの中心となるリビングダイニングを、
明るく開放的にしたいという要望から、
1階には大きな窓を設置するのが一般的ですが、
窓を多くつくればつくるほど、
その分、1階の壁が少なくなってしまいます。

この結果、一般的な2階建て住宅は、
必然的に耐震バランスが
悪くなってしまうというわけです。

その2:平屋は風の抵抗を受けにくいから

家は、地震の時だけ揺れるのではなく、
日常的に風によっても揺れているのですが、
もちろん、この風の抵抗も、
平屋に比べると、2階建ての方が、
より多く受けることになります。

ましてや、先程ご説明させていただいたように、
2階部分は柱や壁も多く、
重くなりがちであることから、
よりいっそう、風の抵抗を受けることになります。

そして、この積み重なりが、
徐々に、耐震金物を緩めていくことになり、
当初計算していた耐震強度を、
保てなくなっていってしまう・・・
というわけです。

その3:平屋は車両の通行による振動の影響も受けにくいから

また、日常的な風の抵抗を受けるのと同じように、
車両の通行によっても家は揺れます。
幹線道路に沿った土地で家を建てる場合などは、
重量車両も通行するようになるため、
なおのことですね。

そして、この揺れによってもまた、
耐震金物が緩んでしまうため、
当初計算していた耐震強度を
保てなくなっていってしまう・・・
というわけです。

このような理由から、
耐震面において、
平屋は2階建てよりも優れている
というわけ、なんですよね。

まー、実際に地震が起こった時も、
平屋の方が、地震から受けるダメージそのものも、
2階建てに比べて少ないのは間違いないので、
その後の暮らしの安心度合いも違うでしょうし、
地震によるダメージの補修も、
2階建てに比べて少ないのではないでしょうか?

そういった点からも、
2階建てありきで家を考えるのではなく、
「まず基本は平屋から」始めるように
していただければと思います。

株式会社相馬建築では随時、家づくり相談を行っております。

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知っておいてほしいことや集めておくべき情報を
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